"Sprite"　鈴鹿８時間耐久 オートバイレース
RT out Run & シルコリン参戦報告書 　　　 RT out Run & スキル
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Vol,1

No 8H9-01
at 05/06 JUL '99

今年も暑い夏が近づいて来た。SUZUKA 8H の季節だ。
梅雨の合間を縫って”SUZUKAの夏”のテスト走行が行われた。
７月の5/6日の両日、鈴鹿サーキットに於いてYAMAHA主催の”耐久セットアップスクール”が開催された。
これに ”レーシングチーム アウトラン・シルコリン”も参加、鈴鹿の夏を盛り上げるためのテストをこなす。
今年はマシン、ライダーと共に変更。昨年の経験を生かしつつも新たなチャレンジを行う。

７月　５日 前日の夜中移動で朝の５時にサーキットに到着軽い朝食をコンビニで手配、今日のテストに備える。
このマシンでの鈴鹿の走行は初めて。シェークダウン状態。６時のゲートオープンと共にピット内のセットアップを開始。
そこに和田も合流。今日は鈴鹿初走行もありまずは本番用のサスペンション決めるべく、燃料噴射を使用せず
キャブレターで走行。これは万が一の時のためのキャブレーションのチェックも兼ねてだ。午前中はライダーの慣らしも
兼ねてのウォームアップ。初めての車体に初めてのライダー、まずまずの感触この２日間のテストで足回りを
決めるのがメニューだ。何回かのピットインを繰り返しながら仕様変更に加えライダーも変更しながらメニューをこなす。
１回目の走行を終え午後に向けて整備中にスイングアームのトラブルを発見。早々に脱着し、改修に走る。
なんとか午後の走行までには組み上げる。異なる種類のスイングアームもテストするために綾瀬のお店よ
り明朝に受け取れるように手配もする。午後も黙々とメニューをこなす。無限に近いセッティングから良いとこ
探しを必至に行う。昨夜は移動だったのでスタッフの疲労はかなりのもの、今日は早めに切り上げ休息を・・・。
５時過ぎにホテルにと戻る。

７月　６日 今日も早い、７時にはパドックに。早々にスイングアームを受け取り、交換を。今日も異なる
サスペンションリンクをテスト。足回りのセッティングも終演に近づく。それでも走行終了間際に再度リンク交換。
良い感じをつかむ。午後になると本来のセット、そうキャブレターを外し燃料噴射装置に換装。

初めての鈴鹿挑戦となる。ライダーは以前シェークダウンの時にもてぎでテストをして以来。
その間にもその時の問題点をヘルパー浅井が富士でテストをしてセッティングを詰めておいて、まだ完璧では無いが・・・。
だから、今回のテストもコースIN後すぐにピットの戻ってくるものと思いきや・・・。3周しても戻ってこない、
ストレートも完璧とは言えないがまずまずで走っている。5周後ピット IN、パーシャル時の息付きを訴える。
すぐにパソコンを接続、問題の回転域のマップを書き換える。他の問題がないか確認し、再度コースIN。
何回かのマップに変更を試みるが時間が足りない。２名のライダーがいるので交互に走るとこれもまた
インプレッションが異なる。時間が欲しい・・・。しかしながら思いの外（？）走ってしまった？感じ。
何とかレースウイーク前に走行テストをしたい状況。 　

次回は今年度の体制他のﾘﾎﾟｰﾄを予定中です。
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