’98 TEAM OUT RUN SUZUKA8時間耐久 参戦報告


 "Sprite" 鈴鹿8時間耐久 オートバイレース
RT out Run & スキル 参戦報告書     RT out Run & スキル
モトショップ Out Run 内 Phone/Fax 0467-78-0194
初参戦  29位  完走!! ご声援ありがとうございました。

 '98年7月23〜26日に三重県鈴鹿市に於いて行われました、
FIM '98 World Endurance Championship Round 3
  "Sprite" Suzuka 8 hours Endurance
Raceの参戦に於きましては多大なご支援、
ご協力を賜り誠に有り難うございました。
当チーム、RT out Run & スキルは初参戦ながら190周を走りきり、
29位完走(賞典外)を果たすことが出来ました。
簡単ではございますがここにご報告させていただきます。

7月20日 長くそして短く、苦しい準備期間にピリオドを打ち、
いざ鈴鹿サーキットに乗り込む。移動日の当日まで準備に追われ出発時間も
多少遅れ気味。しかし、今日からは8時間の本番、鈴鹿で勝負だ。
2台のトランスポーターは満載の機材。人間もなんとか乗り込んで、
重くて走らないトランスポーターを一路鈴鹿サーキットへ。
中本は今朝5時まで本番用エンジンを組んでいた。
移動の時は運転手以外はこれからくる大きな物語のためのささやかな
睡眠時間だ。

7月21日、今日はサーキットの特別スポーツ走行がある。たくさんの
確認事項がある当チームは少しでも走行してデータを収集したいところ。
そんな矢先、薄井がカシオトライアングル手前で他車に絡まれ転倒
その衝撃でキャブレターが外れガソリンがあふれ出火。
オフィシャルの消火活動のおかげ鎮火するもマシンは焼けこげ状態。
全てのパーツがばらされ点検修復を要する事態だ。
作業は難航、明け方まで続いた

7月22日、マシンは組上がった。今日も特別スポーツ走行だ。
マシンの状態を確認しつつ走行を重ねる。多川が走行中
、130Rにてフロントブレーキ回りにトラブル発生。
何とか転倒を防ごうとするがグリーンに出るまでこらえたものの
前転転倒。チームはまたしても転倒に遭遇、懸命にスタッフの
修復が深夜まで続く。